ミューズのコラム



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バイオリンレッスン始まります!2021/02/18



MUSE ENGLISH 甲子園口のアシスタントをつとめるYUKAKO先生は、バイオリニストそしてバイオリン先生でもあります。4月から甲子園口校で始まります。YUKAKO先生のバイオリンレッスン!

節分の日2021/02/02



節 分
今日は節分の日です。2月2日に節分になるのは。明治30年(1897)以来、124年ぶりだそうです。節分には多くの家々で豆まきをします。また神社やお寺でもその年の干支生まれ年男たちが集まった人々を前にして豆まきをする大きな行事が行われます。元々節分とは立春、立夏、立秋、立冬など季節の改まる前日のことを呼んだが次第に立春の前日だけを節分と指すようになりました。この節分を境にして、暦の上では翌日から春に。古代中国では大晦日に邪鬼や疫病などを打ち払うため、鬼の面を被った人を桃の木で作った弓矢で射って追い払う『追儺』という行事があったそうです。これが奈良時代に日本に伝わり、平安時代には宮中で大晦日の行事として盛んに行われました。この頃ヒイラギの枝にイワシの頭を刺して家の門に掲げる、節分特有の飾りも広まったという。豆まきの行事が定着したのは室町時代中期以降のことで、江戸時代になると現在のような豆まきの行事が庶民の間にも広まりました。


Today is ''Setsubun'' or seasonal division. It is 124 years (1897), since Setsubun occured on the 2nd, as it usually falls on the 3rd or 4th. Many households scatter beans on this day. Some shrines and temples have bean throwing rituals by toshiotoko, lucky bean scatterers. Originally, the day before Rissun (立春),the beginning of spring, Ritsuka (立夏) the beginning of Summer, Risyuu (立秋), the beginning of autumn, and Ritto (立冬) the beginning of winter were called Setsubun. However, gradually it became only the day before Rissun. According to the calendar, the day after Setsubun is the start of Spring.
In ancient China, there was a ritual called tuina, to drive away evil spirits by shooting an arrow made of peach wood at someone wearing an ogre’s mask. This ritual was introduced to Japan during the Nara period and by the Heian period it was held as a New Year Eve’s festivity in the Imperial Court. Displaying a sardine’s head skewed by a branch of holly on the house gate spread as a custom. The custom of scattering beans became established during the mid-Muromachi period and in the Edo period the current day customs became popular among the wider population.

Happy Setsubun Day!

原書で読む''Civilisation''著Kenneth Clark2020/11/27



久々にミューズのブログをアップします。約3ヶ月ぶりです!7月ぐらいから慌ただしい日々を過ごしています。まだ今年を振り返るのは早いのですが、今年は私にとって大きなチャレンジをさせてもらえる年となりました。7月より朝日カルチャーセンター中之島校で、原書で読む''Civilisation''著Kenneth Clarkの講座を引き継がさせていただきました。私が担当するのは6章と7章です。英語で読みそれを日本語に訳していくわけですが、その時代背景を知らずに、ただ訳だけではもうひとつピンときません。興味もしくは世界史を専攻していなければ、詳しく世界史を学ぶ機会もありません。なので、その時代の美術作品や様々な解説を入れた方が面白みもでてくるでしょう。美術史は時代ごとの歴史そして政治や宗教と大きく関り合いのある分野です。今回この講義を担当するにあたり自分自身色々とリサーチをしたりととてもいい勉強になり理解度が深まったように思います。
6章はルネサンス期ですが主に北方ルネサンス期、宗教改革や宗教戦争が勃発しました。また近代ヨーロッパを形成するターニングポイントの時代にもなります。宗教戦争の波はイギリスにまでも大きく影響しました。プロテスタントはカトリック教会の偶像崇拝を認めません。どの時代もiconoclasm-聖像(偶像)破壊主義-が存在します。
イギリスにあるEly Cathedral’s Lady Chapelが当時の破壊の対象となりました。とても美しいイーリーカテドラルですが当時の痛々しい出来事を物語っています。英語の説明のみとなりますが、ご興味ある方は:
https://henitalks.com/talks/ely-cathedral-lady-chapel-devotion-and-destruction/#



ビブリオサロン講座2020/08/20



久々の投稿です。緊急事態宣言が解除されてから約1ヶ月にコネクション心斎橋校をクローズするのに何かと慌ただしい日々を過ごし、7月から本格的にカルチャーでの講座が再開し始めました。気がつくと、8月に入り、そしてもう下旬に入ろうとしています。毎日酷暑が続きます。ぐったりです。日中は特にです。快適に読書を楽しむという環境でもないのですが・・。でも季節は少しずつ変化していっています。夕方から夜にかけて、空を見上げると次第に秋を感じる時節になってきました。秋は読書の季節です。
朝日カルチャー川西校、産経学園そして塚口カルチャーにて、初級者向けの洋書を使用して英語を読むクラスを10月より開講予定にしています。
朝日カルチャー川西校は則直陽子、産経学園と塚口カルチャーは南出照美が担当いたします。詳細は後日ご案内いたします。

読書のススメ (洋書版)2020/05/07



ゴールデンウィークが明けて、5/7の今日の関西は清々しい日を迎えております。コロナウイルスによる感染拡大のため、緊急事態宣言が長引いたので、本日も人通りの少ない日となっています。しかしながら加島本校は大通りに面しして、日中、交通量は普段と変わらないくらいです。

学生諸君にとってはまだまだ休校が続いてはいますが、オンラインを通して、皆さん頑張って勉強に勤しんでいるようです。普段ならクラブ活動で忙しくてなかなかプラスアルファの英語学習ができないのですが、この長期を利用して英検対策を頑張る学生もいてます。

さて、久々の読書のススメです。今年に入り、2人の受講生に''What on Earth Happened? '' という洋書を読んでもらっています。これは地球の誕生から現代までの歴史を要約したものです。過去から現在の出来事を1冊にまとめあげられているわけですから、掘り下げたディテールは書かれてはいませんが、この洋書は英語学習者向けを対象とした本ではないので、スラスラと読める簡単な本ではありません。また歴史書なので、その名のごとく歴史に関連した語彙・表現に人名、地名などがたくさん出てきます。

日本では小さなときから、歴史を自然に触れる機会があまりない環境にあります。そして実際、学生時代、歴史は年代を記憶して、とにかく歴史的大きな出来事を覚える!というだけの退屈な教科であったイメージがあります。 実際日常生活においても歴史なんて必要なの?と思ってる方も少なくはないのではないでしょうか。 でも歴史ってとても大切だと私は思うのです。 歴史に登場する人物像をみて学ぶこと沢山ありますし、歴史は繰り返されると言われますが、まさしくその通りだと思います。100年前にスペイン風邪が猛威をふるいました。そして100年後の今、コロナウイルスという感染病が世界に脅威を奮い立たせています。人類は、常にその過去の出来事を学んで、次の未来につなげているのです。(タイムスパンでみると、私たちは蟻よりもちつちゃいちつちゃい存在でありますが・・。) 過去に起こした過ちを次に同じ繰り返し起こさないためには? 歴史を知ることで、立ち止まって考えてみる、そして私は、私たちはどういう道標を築きあげていくのか、そしてこれからの未来に残していくのか。

近年、書店にいくと沢山の啓発書が所狭しと並んでいます。啓発書もよいでしょう。でも歴史書を読んで、学べることも非常に多いのです。
歴史学は客観的でありながら、一方で出版されている国や著者、文化背景によって主観が入る場合があります。例えば、この本は左派だな、とか右派だな・・・などなど。 なので様々な著者によって書かれた書物を読んでみると、色々な見解を知ることが出来ます。そして、自分自身で熟考してみる。せっかく英語という言語を学習しているのだから、日本で出版された歴史書でないものに触れてみるのもいい機会です。日本から学ぶ世界史、日本史だけではなく外を発信としての、世界史や日本史を学ぶとあらたな発見が必ずあることでしょう。視野を広く持つということがキーワードです。

この書物は簡潔に書かれていて、読みながら頭の中でその時代の情景を再現させてくれそうなストーリー構造です。自然な英語に触れる意味においてもとても良いと思います。歴史というとお固いイメージがありますが、決してそうではないのですよ。

一度手にとってもらいたい洋書のひとつです。  (T.M)

駅ピアノ2020/04/12



12日の日曜日は雨、そして雨・・、気分転換のジョギングにも出かけることできず、読書したり、猫と戯れたり・・。ちょっと時間を持て余す。何気にBS1にチャンネルを合わすと、「駅ピアノ」チェコ・プラハ特別編。駅に設置されたピアノを舞台に、プラットホームに通りすがった人がピアノを弾く。通勤でこの駅に降り立つ人、旅人、学生、時々プラハにやってくる近隣者、家族連れ、様々な人がこのピアノを利用する。 弾いたのちにインタビューをちょっとしているんだけど、色々なバックグランドの人がメロディーを奏でるのは良いものだな。良い時も悪い時も、音楽にぶつけるんだ〜!生活に音楽がある。私も楽器弾けたらな〜。と今更つくづく思ったり。

ピアノのバックグラウンドに映る、プラハのアールヌーヴォー様式の駅は素敵。やっぱり旅っていいなあ〜。旅はやはり電車の旅にかぎる!ちょっとどこか哀愁がただよっていて、日常から非日常的な、それでいろんな人が集まって、色々なエネルギーが存在する。また、再会や別れを繰り返す場所でもあって、空港よりもなんだか味を感じる。だから駅が好き。特にレトロな駅は心が和む。あ〜旅したい!あ〜人と関わりたい!いずれやってくる!そんな日が!プラハへ行くぞ!ウイーンへ行くぞ!フランスにいてる友人に会いに行くぞ!列車の旅するぞ〜!とイメージ含まらせながら、今はじっと我慢・・。

ちょっと世界の情景を音楽を通して感じたい。オススメ番組。今晩BS1 「駅ピアノ」7:00。スコットランド編。

読書のススメ・・(それとあれこれしょうも無い事書いてます。)2020/04/09



今週に入って、何かと慌ただしい毎日が続く。緊急事態宣言が発令されて、これからのクラスの先行きについて決める事が増えてきているからである。実際オンラインレッスンを始めるにあたりその準備で、ミューズはバタバタしている。もっぱら、私ではなくミューズの我らマネージャー、REIKOさんが一番忙しく切り盛りして段取りをしてくれているわけだが・・。アリガトウ。

さて、私は、月曜日に初めてオンラインを使ってレッスンをしてみた。ちょっと緊張。新しい試み、頑張っていこう! 

ほとんどのカルチャーの講座も中止になり、その間、しっかりと準備に勤しもう。あっ、それと、自分の勉強もこの際に頑張ろう・・。と意気込みながらも、ついつい、自分の興味のある本に手を伸ばしてしまう今日この頃。

前回、原田マハさんの本を紹介した。どういうわけかハマってしまっている。立て続けに彼女の作品を読んでいる。

人間味を感じる彼女の作品。人間にはダークな部分があって人には言えない影が誰にだってある。うまく情景や心理が描写されていて、ついつい時間を忘れてしまうぐらいその物語にのめりこんでしまう。

今はSNSが主流で、このツールを利用して、各個人が自分の思うことを綴ることが簡単になった。言葉というファクターを用いて、すこしでも多くの人に理解してもらうためにはとても手っ取り早く、便利のいいツールに間違いない。一方で、私が思うに、時折、沈黙の重圧感や強要を感じる。知らず知らずに自分のモラル的主観を読み手に強いているような感じのもの。自分で物事を静観してフィルターにかけて考える時間もないくらい情報は私たちの周りに溢れているのだろう。私はテレビは最近みないよういしていて、この時期は特にそのようにしている。
こんなことを書いている私だって、実際このようにブログというツールを利用して、あれこれと書いているわけだから、結局人間ってどこかで言いたい、表現したい!と思って生きているのだろう。

毎回話が外れてしまう。本題に戻そう。さて、原田マハさんの作品2点を紹介。

先程も述べたように彼女の作品は無機質から程遠く人間くささを直球で感じる本。(だと私は思う。)

○ロマンシェ 
○まぐだら屋のマリア

サロメについては、改めて詳しく紹介してみたいと思う。

色々と考える事の多い今日この頃・・・。まずは出来ることからコツコツ頑張っていこう。 (T.M)



コロナの影響は世界を揺るがす!2020/03/24



日本における年度末は3月なので、この時期は卒業式のシーズンになります。通常であれば、至る所で卒業式の後はお別れ会といった様々なイベントがこの3月に開催されます。気候も次第に暖かくなり、出かけるのには最高の季節であるはずなのに、今年の春は様子がかなり違います。新型コロナ拡大の影響で今や、アジア諸国や日本だけでなく欧米諸国においても、コロナウイルス感染は猛威をふるっています。日本では今のところ、自粛ですんでいるのですが、諸外国によっては、外出禁止令が出たりと、かなり厳戒な体制がとられています。グローバル社会に反して、各国がブロックのように孤立していき、世界全体の経済にも大きく影響をおよぼしています。コロナウイルスの蔓延は人間の心理的弱さを浮き彫りにし、社会のありかたにおいてもこれからの私たちの生活に何か課題を投げかけているように思います。当面、様々なイベントは中止され、今では今年の東京オリンピックス開催も危ぶまれている状態となりました。一日も早く、この状態が収束することを願うばかりです。

Graduation ceremonies are generally held in March since this month is the end of the fiscal year in Japan. There are often farewell parties after the ceremony and all sort of events are held everywhere. As the weather improves, it is supposed to be one of the best seasons to go out, however this year due to the worldwide spread of Coronavirus (Covid-19), people are asked to show self-restraint and in many countries governments have taken severe actions such as lockdowns where people cannot go out without permission. Within our global society, each country becomes more isolated and there are severe negative impacts to the world economy. The spreading of the coronavirus has shown the vulnerability of human beings both physically and psychologically and brought doubt into our minds regarding our life style in the future.
For the time being, various major events are called off including most probably the Olympics in Tokyo. We must all remember that this condition will pass sooner or later.

読書のススメ2020/03/20



兵庫県立美術館で開催されているゴッホ展、先月の建国記念日の祝日にふらっと散歩がてら美術館を訪れたものの、予想以上の人混みで、この日は断念してしまいました。この特別展を終える前にもう一度訪れてみようとしたものの、次は新型コロナウイルス拡大のため、当面閉館となってしまい、またまたタイミングを逃してしまう。(縁がなかったと思い諦める)そんな中、ゴッホに関連する書籍と何冊か巡り合える機会があったのでその2冊をここで紹介してみます。

ミュージアムショップで購入したのは「ゴッホとゴーギャン」西洋美術史家である木村泰司氏著。印象派を取り上げていて、時代背景や画家について、またこの時代は。ジャポニズムについても詳しく書かれています。図もカラー版でたくさん載せてあるので、とてもわかりやすくて良いです。

次なる本は、美術が好きな読書好きの受講生の方に紹介してもらった1冊。キューレターとして活躍していた原田マハさんの作品の中の一つ、「たゆたえども沈まず」。舞台はフランス、ゴーギャンとゴーギャンの兄テオ、そしてそれに関わる人々。日本人も登場します、実在した美術コレクター林忠正などなど。史実をもとにしたフィクション、どんどんストーリーに引き込まれ、久々に時間を忘れるくらい没頭して読みました。原田マハさんの他の書籍もおすすめがあります。また次の機会に紹介したいと思います。

古本バザール開催中2020/03/14



3/14・15日の2日間、甲子園口校で古本バザールを開催しています。日本語・洋書などなど取り揃えております。日曜日の15日の2日目には、さらに本が増えます。是非お立ち寄り下さい。

良い本を見つけたら嬉しいなあ。2020/03/03



英語を読むのにちょっと抵抗があり、でも楽しめて読めれるもの・・。また英プラスアルファで、この際だから苦手意識のある英語以外の科目は?? 私の中学生のプライベートの受講生S君は地理が苦手。昨年末から何か使える良い本ないかな?と探していました。書店に行くもこれというものがなく・・。あらまあ!!! 灯台下暗しとはこういうこと! 2日前に教室の本棚にあるではないか!良い本が!これはなかなか使えます。

甲子園口北 event book2020/03/02



甲子園口北口を盛り上げていこうというイベントの一環でevent book第一号が刊行されました。私は仕事の都合であまり手伝いもできず・・。そんな中、甲子園口北活性化委員のメンバーの皆さんが頑張って作り上げた第一号の冊子です。名付けて『甲子園口北 event book』とりあえず、まずは第一歩踏み出した感じですね。 甲子園口は穴場的ところで、南側ももちろんなのですが、JR甲子園口の北側にもおいしいレストランやおしゃれなお店にケーキ屋さんパン屋さんなどなど色々と点在しています。ぶらりと甲子園口に散策しにきてください。またミューズイングリッシュもイベント関連の情報を載せています。残念なことに、3月はMUSE甲子園口校にてたくさんのイベントを予定していたのですが、新型コロナウイルス拡大により、一部イベントが中止・延期になるものがあります。状況により、あらたなる変更が生じる場合があります。どうぞお気軽にお問い合わせください。

ある休日の過ごし方2020/02/16



2月16日の日曜日、天気予報の通り、雨、雨そして雨・・・。今日は久々に自宅にこもり、たまった資料造りの仕事に専念する。時間はゆっくり流れ、ついつい違うことに目移りしてしまい肝心の仕事に手がつかなくなることもある。(こんな時間はなかなか持てないからよしとしよう!)

本棚を眺めていると、赤い本が目に留まる。''Salome''英語にフランス語対訳の本である。巻末にはちゃんと日本語訳もあり各ページごとに日本語の注薬もあるので、英語やフランス語学習者にはとてもありがたい。自身のフランス語の勉強のためにずいぶん前に購入したが、最後まで読めずに本棚にずっと眠っている。でもいつでも手に届く本棚にあるということは、私のお気に入りの本の一つで、なによりもOscar Wildeの作品は大好きである。

昨年の春に初めてSalomeのオペラを鑑賞した。90分という短い作品ではあるが、リヒャルド・シュトラウスの手掛けたこのサロメのオペラは予想以上に心を打たれてしまったほど。(オペラはドイツ語)

雨の2月16日、休憩がてらに、久々に書棚からこの赤い本に手をとり、ちょっと読んでみよう、もちろんバックグラウンドに、サロメのオペラを流してみるのがこれまた良い。

ほんのひと時、時間に追われる現実から離れて・・・、外から聞こえる雨の音を楽しみながら、優雅なひと時を過ごす。きっとお天気が良かったら、また違った休憩時間を過ごしていたかもしれない。

あ〜、しかし、一度実現させたいな、Salomeの音楽をBGMにするサロメ読書会。(笑)

節分-Seasonal Division2020/02/03



今日は節分の日。皆さん、豆まきをして恵方巻を食べましたか?明治5年までは、旧暦をもとに、行事ごとがなされてきました。なので、太陽暦でいうお正月よりも約1ヶ月遅れがお正月だっつたのです。中国をはじめ、朝鮮半島や、東南アジアでは、今も春節をベースに大々的なお正月を祝います。

昨年のちょうど今頃にも紹介しましたた、暦について書かれている面白い本があります。是非お手にとってみてください。

もう一つおすすめの本は、「ことばの歳時記」です。先日本屋で仕事の合間の時間潰しをしていると、この本に目が留まりました。日本語の奥深さを再認識いたします。

明日は二十四節気では立春にあたります。次第に日差しが明るく感じるようになってきました。
暖冬と言われている今シーズンではありますが、天気予報によると今週木曜日から冬将軍になるようです。暖かくしてお過ごしください。(T.M)

A Happy New Year20202020/01/07



年が明けて2020年。明けましておめでとうございます。年末年始は皆様いかがお過ごしになられたでしょうか?
本年もどうぞ宜しくお願いいたします。

今年も僅かとなりました。2019/12/25



所用の用事で、神奈川県に来ています。24日のクリスマスイヴに車で初めて関東に赴きました。富士山がきれかったです。

クリスマスの今日、冷える1日となりましたが、晴天となりました。
今年も残り僅かとなりました。
どうぞ良い年末年始をお迎え下さい。

Happy Christmas!

賢者の贈り物を読みました。2019/12/03



1週間前になりますが、朝日カルチャーセンター中之島校での2回の単発講座を終えました。この時期にちなんでの読み物「賢者の贈り物」です。英検3級レベルの短編を2日に分けて読みました。ただ、日本語訳に読むのではなく、音読をたのしみながら、その時代背景やクリスマスといった情景を意識しながら読んでいきます。英語を読むということに抵抗を持たれてる方も多いと思うのですが、読書を進める中で、ストーリーの描写がイメージできるととても楽しくなります。また一つ一つの単語にとらわれるのではなく、抑えるべき文章の構文を抑えて読む習慣をつけていくと、より正確なストーリーを得ることができます。どうしてタイトルの名前が「賢者の贈り物』なの?何かしらの発見があれば、もうこれはバッチリです。
お疲れ様でした。 (T.M)

「世界で学べ」を読んで。2019/11/19



先日、春霞塾の田村先生とお会いした。現在は大阪にある某中高の教頭をされている。とてもグローバルな視野をお持ちで、また活動的でいらっしゃる。田村先生とは教育の話になると話がとまらないほどで、また学びも多い。実際、私もつい最近までは、自分の子供の教育と関わったし、そして自身が英語を教えるという立場で、多くの学生と関わっている。
そんな中、現在の日本の教育を目の当たりにすると、日本の将来に明るさを見出せないのが事実である。

さて、その田村先生が私に1冊の本を貸してくださった。タイトルは「世界で学べ」大谷真樹著。日本の教育に関して辛口な本で、各章は次のようなヘディング。「日本はすでに先進国ではない」「世界に通用する人材の条件」「お金につかわれないために」「学びの本質に程遠い日本型教育」「2030年に生き残るために」

海外から日本をみると、日本という社会全体がガラパコス化してきているようにみえる。日本にいる限り、平和である。平和が当たり前であるので、疑問に思わないことも多い。また、あえて自分からしんどい思いをしなくともやっていくことができるからである。
しかし日本は人口減少をたどる一方で先細りしており、生産性もない。社会や教育においては均一化を重視し、マニュアル主流なので、ダイバーシティー(多様化)に対応していくどころか、変化に対応出来る人材育成が全く疎かになっているふうにも見える。
この本の著者である大谷氏も書いているが、世界の現実を教えない日本の教育。私が思うに、いくら大学の入試システムを変えたところで、何もかわらないのだろうと思ってしまう。
高い偏差値を狙ってとにかくブランド力のある大学を選び、いわゆる公務員や大手企業の就職をゲットすることをよし、とする。それもよし。ただ、これからのニッポン、20年後さらに先にはどうなっているのだろうか?

学生にとって英語は必須教科であるのは間違いない。以前よりも重要性が増してきた英語、でも英語に対して苦手意識を持つ学生も多くない。もっとやり方を変えたら英語やまた言語そのものにもっと興味を持てたり、何よりも一般知識として大切な、文化や歴史にももう少し、興味を持つことのできる学生が増えるのになあ〜と思う。

お借りした本は、田村先生に返却し、改めて自分で購入して、自分の子供や、また私のクラスの学生たちにも読んでもらいたいと思う。 (T.M)

Christmas Party2019/11/14



12月の第1土曜日はびすとろぽたじぇさんでのクリスマスパーティを開催いたします。恒例となったこちらのパーティ。皆様のご参加お待ちしております。

Education2019/09/10



先日、紀伊国屋書店でぶらぶらしていて目にとまった1冊、特集「文学なき国語教育」が危うい!2年後に始まる大学入学共通 テストと新学習指導要領の「国語」に関する改革について。英語についても論争は続き、懸念の声が聞かれる。教育情報も色々で、翻弄される保護者も多いだろう。実際、現場で働く先生だって、実はわかっていないかもしれない。AI に代替される将来に備えて、学びもAI始動となりつつある。文章を読まない世代が増える中、教育者は、AIを駆使して、将来の新しい教育改革に立ち向かおうとしている。紙ベースの辞書をひいて意味を調べるのはもう「イケてない」のだろうか。文学をじっくりと読むことは、時代遅れなのか? 教育にも、効率化・結果第一が重要となっていく中で、従来の教育法、学習法は、もう古いのかもしれない。教育は岐路に立たされている。試行錯誤の真っ只中、人間は遅れまいとAIを駆使する。さて、ヒトは進化するのか、それとも退化していくのか? いやはや、私の頭が化石化していくだけなのか。じっくりと考えていきたいと思う。


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